lensdiary

日記。観たもの、聴いたもの、読んだものについて思い浮かんだこと。感想はネタバレを含んでます。

書くのかタイピングかフリックか

 

夏の間、TPL会員向けに倫也さんのオフショットチェキに一言手書きメッセージが更新されていた。見るのが楽しみの中、ご本人のお姿も楽しみなんどけど、手書きの一言の文字から伝わるお人柄のような、雰囲気が伝わる言葉を見るのも楽しみだった。一言なので、文字から伝わるリズム?ビートはビシッと心にズバンッと真っ直ぐ入る雰囲気。文字からいろいろ妄想をめぐらせていたけど、特に書き癖などは想像力に一番刺激を受けた。

 

 

 

お話変わってくるりのえいがネタバレ含みます。

 

くるりのえいがの中で、岸田さんが思い浮かんだ歌詞をスマホに入力する姿が映っていた。パソコンで打つとリズムができてしまうみたいなことを言われていたと思う。スタッフさんの一言で、岸田さんが歌詞思いついちゃった〜と言って詩をまとめる瞬間も鳥肌がたった。

 

 

このブログやたまに趣味レベルで自由詩を思いついて投稿してるので、岸田さんの言葉はピンとくるものがあった。

私は、ペンで紙に書くのが一番思い浮かぶ言葉を出しやすいし、言葉から受ける語感のようなリズム感もすっと降りてきやすい。

スマホのフリックで書くのは、ペンで書く時のリズムに近い感じでまとめやすい。

パソコンはキーボードだからか、なんとなく鍵盤感がある。仕事で大量に入力する時もピアノ弾いてるみたいやなと思う時がある。もう弾いてないから今は弾けないけど。

でも、言葉の配置、フォントの種類による見た目の面白さで文章を作りたい時はパソコンが作りやすい。

 

言葉を書く方法も、もっと前と比べるとペン、パソコン、スマホと方法が増えてる。最近、スレッズにも音声入力機能がついた。降りてくる言葉をまとめるのは音声入力がしっくりきそうな気がする。

 

作文の練習ぽく、写経ならぬ写本、好きな小説や詩の良いと思った言葉を書き写したり、入力したりをたまにやっている時も、パソコンだとピアノ弾いてる人感とお仕事モードが自分の中で同居して、それでなのかしんどくなって途中でギブアップしてしまう。なぜかノートに手書きだと、ひたすら続けられる。

 

AIやいろんなサービスや機能が増えると、できることが増えて新しい問題とか面白い発見もある。なのに文房具好きさんが集まる文房具博が開催されたりしてるのを見てると、それでも手書きは使う人が減っても、無くなることはないだろうなと考えたりしてる。