高齢の親と過ごす日々。
わたしの親は当時数少なかった40代で出産した人。現在かなり高齢。高齢って言うと怒るので言わないようにしてる。普段介護の必要はない状態。でも、いったん体調が崩れると即介助が必要。離れては戻りを繰り返し、そのうち行ったり来たりも疲れてずっと一緒で約20年。身体の介助は慣れてきたが、メンタル上下の現れ方が年々違って一向に慣れない。
いま入院してる方はメキメキ回復してるのに、なぜか自宅にいる方がどんどんメンタル落ちて、生きてきた年数分の恨み辛み怒りをこっちにぶつけて八つ当たりするから、ちょっと離れてみると、近くで話を聞けとさらに怒り心頭モードになり、そうなると心を無にして聞くしかない。愚痴を言いたくて、助言は必要なく、ただハイハイと聞いてほしいだけなのはわかる。でも度がすぎると思うレベル。こちらにも用事がありちょっと放っておくと、無視されてる誰も気持ちをわかってくれないぐずぐずぐずぐず…と、ストレス過多でどんどん具合が悪くなっていき、いつ１１９番に電話しようかスマホを握りしめる。この繰り返し。
いやぁ…、今までで一番、完全介護の時よりも、しんどい。
長年の生活、男として、女として、主人として、妻として、やらなければいけないことの刷り込まれが強く、戦前に育って身についてる思考と習慣は、いまの身体といまの社会に当てはまらないことが多いのは本人も自覚している。いろんなサービスがあって、でもそれを受けるためには基準があり…、という複雑な状況は、本人にとって理解すること自体受け入れたくなく、結局自分で動く方が早い！と、自らしんどい方向にむやみやたらに進んでしまう。どうしようもなく、倒れてしまってからしか対処できない。
専門家に相談して教えてもらった寄り添い方法、気持ちを和らげる声かけ方法ってのをやってみても、通じない相手には本当に気持ちを逆撫でして怒り爆発ボタンをポチっとさせてしまうだけ。わたしのメンタルは誤爆後の焼け野原。
なんちゃって料理時間が無心になれる。冷凍野菜とかカット野菜もだけど、下茹で済野菜パック考えた人に感謝したい。値段だけ考えると高いけど、下ごしらえの時間すら思うように取れない状態ではとても助かるので高いと思わない。あとほったらかし調理家電。火にかけてるそばにいなくていいのは本当に助かる。急になんのステマやみたいなこと書いてるけど、ここは一切金銭売り上げ関係ない殴り書き日記だから、本当にただただ感謝したいだけ。たまの食事宅配もいいけど、自分も食べるものはある程度自分で作りたいから、下茹で済を見つけた時は本当にうれしかった。
しばらく外に働きに行かなくていいのでゴールデンウィークとは言うものの、本当のわたしだけの時間は23時から5時まで。だからといって3時間睡眠は私には無理。ショートスリーパーさんが羨ましい。
疲れすぎていろいろ調べてたどり着いた、呼吸法、瞑想、マインドフルネス、自分のまわりにシェルターみたいな幕を作るイメージで、とか、いろいろやってきましたよ。いまもやってるんですよ。それでも、ぼこぼこになる時はなってしまう。傷にかさぶたができるまで時間がすぎるのを静かに待つばかり。
なんの話や。
ああ、この日記も結局ただのわたしの愚痴ですね。
ドーナツ食べる時間ぐらい許してほしい。
