lensdiary

日記。観たもの、聴いたもの、読んだものについて思い浮かんだこと。感想はネタバレを含んでます。

京都音博'23 day1 (10.16いっぱい追記更新)

 

2023.10.8(日)

くるり主催 京都音楽博覧会 2023 day1

京都 梅小路公園にて

曇り→雨

 

10.9追記

今年の音博シートがアップデートしてた!アルミクッション、マジックテープ付きの折り畳み用デザインって言うのか、本格的なポータブルレジャーシート。1日目と2日目で色が違う。入場する前にシートだけでちょっとテンションあがる笑

 

 

本当に最高でした!

全アクトさん好きな方ばかりで、見たステージ全部、感動で心震えて気持ちが暴走してました。

 

 

羊文学/ more than words

more than words ‑ 曲・歌詞:羊文学 | Spotify

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ステージに登場した時から雰囲気が変わって、1曲目「光るとき」が始まった瞬間、世界観に飲み込まれた。お三人さまの出す音、歌声が好きすぎる。衣装とかヘアメイク、ルックスもかっこいい。

始めはエリア後方で音博シートを広げてじっくり聴くつもりでまったり座っていたのに、音を聴いているうちに居ても立っても居られなくなり、1曲目が終わる頃にはシートを畳んで一番前のスタンディングエリアに突進した。もちろんセンターは人で溢れていたから、上手側一番端。離れてるとはいえエリア後方に比べると、巨大モニターが近くで見えてより細かい指使いや音のニュアンス、前にいる人達の隙間から見えるステージ三人の雰囲気がわかってしっかり浸れた。

とても繊細な歌声やひとつひとつの音、だけど、電圧高めで扇情的にも聴こえてくるギター音や、うねり上げるベース音、まるで職人だといつも思うドラム音の全てが溶け込んで、無意識に閉じ込めてしまっている心の底にある気持ちに触れられたような感覚になっていた。

モエカさんはMCになると、フワンとフニャンとしてかわいくて、歌っている時と雰囲気がすっかり変わる。前日、四つ葉のタクシーに偶然乗れてとてもラッキーだったらしく、みなさんにもそのラッキーを届けますみたいなことを話したと思う(うろ覚え…)

 

 

ハナレグミ/ 家族の風景

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羊文学終了後、私には久しぶりのぎゅうぎゅうのスタンディングエリアから退場する時に出口が一つで、あまりの人の混雑具合にパニック発作手前みたいな体調になり(自己暗示的な応急手当を少しずつ歩きながらやってこの時は事なきを得た)、雨も降ってきたので、フードエリアに退避。美味しいのに雨が入ってどんどん冷めていく珈琲を飲みながら永積さんの歌声でまったり。

 

 

中村佳穂 / さよならクレール

さよならクレール ‑ 曲・歌詞:中村佳穂 | Spotify

 

佳穂ちゃんだけ撮影okだったので撮りました。

停止した後、ドラム石若駿さんが飛び入りというのか佳穂ちゃんに召喚されたというのか途中から参加されて3ドラマーソロ祭り状態。カオス。歌声と音の凄まじさにぶっ飛んで頭真っ白。

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音博初登場。数年前、公園内でお見かけしたことがあったけど、ステージに出てほしいと思っていたので見られてとても嬉しい。佳穂ちゃんご本人が一番嬉しさと喜びを全身全霊で表していた。まちゃおさんがMCで話している時にすでにスタンバイOKだったみたいで45秒前?とか、早めに一人で出てきてくれた。しばらく一人で弾き語り。その後、バンドメンバー勢ぞろいでとんでもない歌と音がステージから放流された。MCで話しているのがすでに歌になっている。すべてが音楽。いつも佳穂ちゃんの歌声は、心の奥底にまで手を伸ばしてくれてるように思えて、たましいって書くとどういうこと?ってなるけど、たましいから震わされるような感動の歌。あとメンバーの凄さも合わさって、野外なのに巨大ホールで踊りまくりたくなるような全員のすさまじいセッションだった。

雨が降っていたけど、佳穂ちゃんの歌声は京都市内のどの辺りまで響いていたのかな。

 

 

(この後、体調が完全にダウンしかけて会場から離脱…マカロニえんぴつさん、槇原敬之さん…聴けなかった…ごめんなさい…)

…会場に戻るとき、まさかの地下鉄逆方向に乗ってしまいくるりさんも遅刻。

6曲聴けた。

 

くるり 

フードエリアを通り抜ける時、Morining Paper の中盤あたりが聞こえてきていた。早足で会場入り口のれんをくぐり、スタンディングエリアには流石に入れないので、中央退場口少し前あたりの道端で聴いた。

 

雨が降っているのに、どこまでも伸びていく良い音。来るたびに不思議に思う。今年もその音の迫力と心地よさに身体を浸す。音以外で不思議に思うことが、エリア内が広いからステージの高さは結構高いと思うのに何となく岸田さん佐藤さん始め皆さんの目線が同じ高さのような、距離も離れているのにすぐ近くで歌ってくれているような、親しみやすさのあるくるりのステージ。場所の大きさに合わせた音の出し方であっても、大きいから、フェスだからといった変な力みがなくて、私はいつも祝祭感のような気持ちで楽しんでる。

今年はドラムのもっくんが、感覚は道標の曲とともに参加だったから、いつも以上にお祝い感覚が大きかった。

2曲遅刻してしまったのがくやしいけど、潮風のアリアのイントロのギターを聴いて、雨が降ってることはすっかり忘れて曲に集中した。

 

曲が終わって、岸田さんからもっくんの紹介。”もっくんこと森信行”と言われて、私もおーーーっ!てテンション上がり何の違和感もなかったけど、即座に岸田さんが森信行こともっくんか、とセルフつっこみしたのを聞き、あ、そうかと気がついた。どうしてか昔からもっくんは、もっくんだった。

何年か前の音博や、ちみの名はツアーだったか、もっくんも参加した時があった。でも今回は一緒に作られた新曲もあるため、よりリユニオンみたいな感覚が大きくて、もっくんのバスドラの音がお腹に響くのを実感しながら、もっくんが帰ってきた~と感動して聴いていた。

前日のリハからワクワクしていた「世界はこのまま変わらない」が、ビッグバンドぽいというかレッチリ(Red Hot Chili Peppersですね)みたいな実際の奏者は少ないのに何人で演奏してるの!?と思う少数精鋭なビートとリフのスウィングの厚みと面白さとメロディと歌詞の良さがめちゃくちゃ楽しかった!

全曲聴けて嬉しいけど、「aleha」も聴けて嬉しかった~っ♪

 

公式さんから公開されたセトリ。

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youtu.be

心地よかった~!

 

 

youtu.be

ばらの花、どの言葉に当てはめればいいのかわからないぐらい、いつも以上に感動。

 

 

また思い出した時に、追記更新します。

 

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素晴らしい音博を今年もありがとうございました!