lensdiary

日記。観たもの、聴いたもの、読んだものについて思い浮かんだこと。感想はネタバレを含んでます。

早く観たい映画

来月公開で観たい映画の中で一番早く観たい作品

『ミッシング』

中村倫也さんが出演されることで知った作品ですが、主演の石原さとみさんなど出演されている皆さんが気になってます。

𠮷田恵輔監督作品だから、劇場で集中して観たいです。

 

今夜(4/16)、東京にて完成披露試写会が開催されたとのこと。

(関西住み仕事休みにくい民はなかなか参加できず…。イベント後のリポートがとてもありがたいです。ありがとうございます)

 

映画『ミッシング』公式サイト|2024年全国公開

youtu.be

 

完成披露試写会最後の石原さとみさんのメッセージが、とても興味深く心に残りました。

優しい光が 必ずあります。

どうか それを受け取っていただけたら 誰かに渡していただけたら 嬉しいです

 

あらすじを読んで、予告を見てから、この作品は泣けたとか感動したの一言で表せないだろうなと思っていて、見てどう思ったかをふんわりした言葉で表したくないとも思ってます。

悲惨な事件が起こって、その事件が世間に公表されたことにより見知らぬ人から直接、間接的に当事者が傷つく言葉が拡散される二次被害が広がる様子をたびたび目にします。現実で、ニュースになっていない悲惨な状況に置かれている人がたくさんいることを想像すると、フィクションであっても取り上げるテーマがとても繊細な作品の感想は、謎解きや伏線回収のスッキリ感や数時間で起こったことを箇条書きにまとめてわかったつもりになって泣けたと簡単にまとめるような書き方は、いまこの瞬間に現実で大切な人が目の前から消えて苦しんでいる方々の存在を架空の人としてしまう気がして、つい簡単に投稿してしまったこれまでの後悔への自戒と反省も込めて、たとえ素人の私であっても簡単に書きたくない。

ずっとこんなことを考えています。

 

石原さとみさんのメッセージは、社会で悲惨な状況に置かれている人への、映画というフォーマットを通じて光が届かないと思い込む毎日を送る人の存在を知ってる人がいると安心させてくれる、とても暖かいメッセージだと思いました。

フィクション(作り話)の世界から、現実の行動が今のままでいいのか?と個人の心へ問題定義して、そして優しく立ち上がらせてもらえる。カルチャーは人が豊かに生きていくためになくてはならないものだと確信できる作品だと、観る前から期待しています。

 

中村倫也さんが石原さとみさんの背中を追っていたと言われたエピソードも、視聴者にも感慨深さが伝わってきました。

H2で、中村倫也さん、石原さとみさん、青木崇高さん、共演されていました。そのお話を聞いて、そうだったと思い出しました。

そのお三人さまが今この印象的な作品に揃われたことが、皆様にとって、とても良いマイルストーンになりますように。

公開された動画の中で、『ふざけてると思われる時ほど真面目なこと言ってる』みたなことを倫也さんが言われて、すぐに石原さとみさんが(うん、うん、むずかしいな…)とつぶやかれたのが面白かった笑 真面目なことを軽妙に語るスキルはとんでもなく難しいことです。両極端の感覚を同時に表現されるのが中村倫也さん独特の面白さだと思ってます。

これからは、眼鏡スタイル定着でしょうか?

わたしの心の中の眼鏡フェチ悪魔がいいぞこのままずっと眼鏡で!と興奮して転がりまわっております。

眼鏡、とってもお似合いですね!

 

監督とキャストさまの雰囲気がとても和やかで、とても良いチームなのが動画と画像からも伝わってきました。

無事公開と大ヒット、ご成功をお祈りしております!

 

 

映像や映像の奥の余白、空気感、行間みたいな部分にも向き合って、心して観ます。

 

 

以下、すぐ見られる用にレポート記事や動画を貼っておきます。

 

www.cinemacafe.net

 

natalie.mu

 

www.cinematoday.jp

 

石原さとみ、作品に対する思いが溢れ涙を流す『ミッシング』完成披露試写会 - YouTube

 

 

youtu.be

 

石原さとみ&中村倫也、「H2」以来19年ぶりの共演に感慨『ミッシング』完成披露試写会 - YouTube

 

 

伊藤さとりさんのpostには、ミッシングの紹介と併せて、別の事件にまつわるドキュメンタリー映画の紹介も書かれてました。

 

映画が何かちゃんとわかってませんが、ニュースで取り上げられない社会の小さなひずみを記録できる映画は、これから先も無くならないでほしいと願ってます。