lensdiary

日記。観たもの、聴いたもの、読んだものについて思い浮かんだこと。感想はネタバレを含んでます。

ハヤブサ消防団良かった!

 

ドラマ ハヤブサ消防団 #9 最終回

 

リアタイで見れた!

めちゃくちゃ良かった~っ💓

最終回は特に、キャスト様、スタッフ様全員の一致団結感がビシッと伝わってきました!

 

最終回だけで知りたかった事実、原作を読んで想像していた見たかった場面、原作で一番好きな文章が太郎のセリフとなり中村倫也さんから聞けて、集中しすぎて息するのをすっかり忘れてた!

 

原作で一番好きな文章のことを書いた感想👇

lenwst.hatenablog.com

 

池井戸先生は、作家の一番の仕事、小説を書くことについて、人の本質を見極めることと表現されていて、その文章から、外から内側が見えにくい地域の風土、習慣と起こりえる問題をミステリーに絡めて描いたこのお話の探偵役に作家(太郎)を設定された意図はここなのかなと思いながら読んでました。

下手でもブログを書いてる私の心にもグッと響いた一連の文章です。

原作から引用

しかし、太郎は作家である。

一般的に作家は文章を書くのが仕事だと思われているが、それだけではない。作家にとって一番の仕事は、人の本質を見極めることなのだ。

小説は「人」を書くものであり、故に人を書く作家は、人と会ったとき相手の心の在りようを読もうとする習性がある。意図するとしないとに拘らず、作家にはそういう技術が求められている。

 

人間の本質。

簡単に一言で表現できないもの。複数の事柄が影響して、さらに人の数だけあると思う。ハヤブサで起こる事件の謎の解決と同じぐらいか、それ以上に作品全体に渡って重要なポイントだったと思った。

原作で登場人物全てが魅力的だったのが、ドラマ版でもっと魅力いっぱいのハヤブサ地区の住民の皆さんがそこに存在していました。

 

外から見えにくい地域またはコミュニティ内で起こる問題は、ある意味、密室事件のようで、現実に起こった地方での事件のニュースと併せて考えると、都市部と地方の格差があること、大勢の目が行き届かない分事件が起こりやすくなる状況、実際の消防団員さんが活動の中で起こっているブラックなことを世間に訴えているpostも読めて、フィクションから現実の問題が掘り起こされる描き方で本当に楽しめました。

いっぱい感想が頭の中に湧き上がってるから、また追々記録していきます。

 

中村倫也さまはじめキャストの皆様、スタッフの皆様、とても面白い作品をありがとうございました!

 

ちゃんみな、ラストがヤバかった💜