lensdiary

日記。観たもの、聴いたもの、読んだものについて思い浮かんだこと。感想はネタバレを含んでます。

童詩蓑唄写真展大阪の感想。いよいよ東京ですか。

 

今年の1月20何日だったか、心斎橋のHMVへ倫也さんの写真展を見に行った時は、冬だったし、東京開催まで半年もあるので、行きましたtwするのはネタバレを気にする人の地雷になるのか?と余計なことを考えて一瞬やめかけたぐらい、見てない人口が多い時期でかなり先のイメージをしていた。

 

が、とうとう6月24日東京開催。

あっという間…。

 

 

前日の閉店後に倫也さんが見に行かれたとの記事。

https://www.edgeline-tokyo.com/entertainment/112940

 

 

入口にイメージボードあるのいいな〜〜〜

ポストカードケースを持ってる写真を見て、思わず心の中でそれ買いました!同じように持って眺めてる!と謎にテンションが上がってしまった。作った本人だから手に持って当たり前なのに、なぜか嬉しくなった。ポストカードはどれか数枚だけとか選べなくて思い切って全部買った。

 

 

記事内にsaiさんの写真で会場内の様子も映ってるから、1月の大阪開催時に思ったこと書く。ここを読みにこられる方は本当に僅かだと思うけど、念のため、ネタバレ嫌な人はご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

入口すぐ、倫也さんの動画メッセージが流れてた。入る前から店内に声が聞こえてたので、メッセージを見てから進めということかとニヤけながら入った。まるでプライベート空間に招かれたような気持ちになるメッセージ。10年かけて積み上げてこられた作品の展覧会だから、ほぼ"倫也さんと仲間達のひみつ基地"みたいな空間はある意味倫也さんの居場所に違いないかも。

 

数々の写真が大きなパネルでズラーっと展示されていて、大きくて近くで見れる分、妙にドキドキする迫力があったり、見えない年表をなぞって歩いてる感覚になった。写真の展示の隙間にイラストもあって遊び感が面白い。年月の積み重ねが顔つきの変化に現れているのがはっきりわかって面白かったし、雑誌や写真集のサイズだとはっきりわからなかった衣装の柄とか生地感も近くで確認できて楽しめた。沖縄での離島撮影の動画も良かった。

 

…わたしの今年のボーッとするための旅に出たい熱はここから始まってる。何も気にせず動けるなら、南の島に今すぐにでも飛んで行きたい。

 

手書きの文字を見るのが好きだから、プラスアクトのタイトルを倫也さんが書いた時の動画が見られて、めちゃくちゃ嬉しかった。納得するまで、違う、違うの、と言いながら筆を持つ倫也さんが面白かった。

 

手書き文字好き脳にとっては出口直前に蓑唄あとがきの原稿が展示されていたのが、一番メッセージが伝わってきたような気がして感動した。その横にたくさん並んであったプレゼント用チェキと、その後ろに撮影時の衣装が展示されていてとても気を取られたけど、3回行って偶然3回ともあとがき原稿を見た時はまわりに誰もいなかったので、まるで絵画を眺めるように、長い時間眺めることができた。

やんごとなき雑談とかインタビュー回答とかで自意識過剰を気にしてるとかご自身について気になってることを色々言われているけど、あのあとがきの文字を見るとご本人の誠実さと優しさ、あたたかさみたいな雰囲気が伝わってきた。

 

加工なしのフォトスポット写真。

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出口付近にようやく撮影OKのフォトスポット登場。

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左側から

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なぜかこの画像の黒と白のグラデーションの色が気になった。

このままでツイートしようと思ったけど、写真集の中で倫也さんも気に入っていて、アクスタにもなった、額縁を持った写真の全体のイメージや黒?がブルーがかった色味でカッコいいので、なんとなくその色に近づけられるかなと画像加工アプリ(Lightroom)でゴソゴソしてみたところ、なんとなく似てる色味になりツイートにはこの写真を添付した。↓

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展示を見ながら、倫也さんが重ねてこられた10年に感動しつつ、この作品はスタッフの方々の10年でもあり、ファンそれぞれの年月も含まれているし、これから追いかける人の時間も含まれているかもしれないし、10年✖️倫也さんはじめスタッフさんとファンの人数の時間の重みがあると思ったので、ツイートには「10年分以上の価値があるとても素敵な空間」と書いた。

 

舞台とはまた違って、静止画なのに動きと空気感を近くで感じられた、とても楽しい作品でした。貴重な空間に行けて本当に良かった。

 

 

 

大阪から始まって、いろんな街を巡って半年経って渋谷へ。めちゃくちゃ濃い半年間だったけど苦笑、めちゃくちゃ刺激的で新たな発見があり楽しい毎日になってる。

 

推しってどういう意味か?どんなニュアンスか?にずっとモヤモヤしてたので、この半年の間に、世間がなんとなく決めてる消費を伴う"推し活"にとらわれないで、自分なりの追いかけ方をしていこうとはっきり決められたのが一番大きかった。周りのニュースや意見を見てしまって気持ちがグズグズになってしまう日もたまにあるけど、倫也さんご本人がご自身だけの作品で表現することや発言することに集中して、信頼して追いかけていこうと思う。

 

上に貼った記事にご本人のコメントが掲載されていて、こんな機会は二度とないと思うと言われていたけど、チーム闇鍋の作品はこれからもまだ続けてほしいし、できれば40代になられる時やピリオド的な時にまた写真展を開催してほしい。

 

 

渋谷に行きたいな〜…