29年前の兵庫で起きた大地震。その時も大阪で、私の住んでいた地域は割と揺れて、震度数がなんか違うとほとんどの人が思っていたみたいで、発表されている震度よりも実は強かったらしいと後になって噂話になるぐらいこわい揺れ方だった。家は倒れなかったけど、玄関のドアは微妙に歪んで締めても少し隙間ができたし、壁には崩れない程度だけど何箇所もヒビが入っていた。揺れてるときは部屋ごと回って、何もできなかった。怪我しなかったから本当に良かった。近くに住む知ってる人の家はテレビが部屋の真反対に飛んだと言っていた。その前日から熱を出して寝込んでいた私の体調はさらにひどくなった。高校を出てすぐに働いていたので、電車が動いて出勤できるはずが、地震の被害ではなく発熱がひどくなって休むという私にとって微妙な一日になった日だった。震源地やまわりの街は報道されているとおり大変なことが起こっていた。被害が酷い中、助かった知り合いは今日この日のイベントや特集報道を見ると当日とその後見聞きしたことを思い出して苦しくなるので、テレビやニュースは見ないと言っていた。報道されないけど、暮らすのが困難な不具合が起こる街もある。このことを忘れないように。今年の元旦みたいに、またいつ大きな揺れがくるかわからない。何回経験してもこわいものはこわい。
何をすればいいのか確認しておくのが大切。
https://www.lycorp.co.jp/ja/story/20240109/bousai.html
合掌。
