lensdiary

日記。観たもの、聴いたもの、読んだものについて思い浮かんだこと。感想はネタバレを含んでます。

なぞなぞ

 

 

最近、特に2023年に入ってから、過去の自分を今の自分の隣に連れてきて一緒に楽しみたいイベントやライブを見る機会が増えてる。

 

めちゃくちゃ怪しいこと書いてるけど、精神世界へ入り込みすぎてるのではなく、なんとなく不思議な感覚になるタイミングが増えてるな、と思ったことだけです。

実は何かのお誘いでしたとか絶対違いますので!絶対違うって書いてる時点で怪しいことじゃないの?ってつっこまれそうだけど、本当に違います。

もしうっかりここまで読んで、この人ヤバい、気持ち悪いと思ったら即閉じて下さい。

 

 

10年前から最近までの作品展示、20数年振りにオリジナルメンバー集結、30年振りにオリジナルメンバー揃って来日、30年前では出来なかったライバルアーティストどおしが日程は分かれたとはいえサマソニに出演。

 

どれも、何年前の作品とか何十年前の曲を今見聞きしても、色褪せた感じがなくて、どれもその当時の自分も隣にいて更に『"今"わたしに必要なもの』として、時間の経過と積み重ねと思い出を噛み締めて、これからまだまだ動いていけると思う力をもらえた。

 

一番入ってきたのは、自分がやりたいこと、好きなことは何?大切に思いたい、大事にしたい人は誰?だった。

見た目立場肩書き流行、周りの人の意見ばかりに合わせにいこうとして、自分の想いに蓋をする。なんだかモヤモヤしてしまう。私が惹きつけられる人たちは、いつも、何年経っても、こんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれる。

 

表現者の方々や作品を作る方々の吸引力というのか、押し付けがましくなく、その人たちはその人のやりたいことをやってるだけであっても、見聞きしたわたしの心の奥に閉じ込めてる何かを引き出す力って、あれ、何なんでしょう?

 

20代、30代の時とは違う見方、聴き方になってるのかなとは思う。でも年齢とか経験からくる楽しさだけじゃない、もっと言葉にできない感動?感覚?がある。無意識に、世相からなんとなく感じてる不安にも響いてるのかな。

 

言葉以外の表現が、普段、自分が意識できてない気持ちの部分に届いてるのかな。だとしたら、その後、言葉から伝わるものが入ってくるのかも。

 

あんまり見つめすぎると、ニワトリが先か卵が先かみたいにぐるぐるしてくるからこの辺でやめよ。

 

改めて、表現者の方々の積み重ねと作品が尊いものと思う。