2024.4.7 日曜日
大津を散策。
いろんな意味のある面白い線路
https://fushimi.keizai.biz/headline/64/
(2016.5月)
今回の旅で大津市内を京阪電車で往復しようと思ったのは、行きたい場所への行きやすさや大河ドラマ『光る君へ』のラッピング列車を見てみたいのもあったんですが、かなり前から考えていた、”くるりのライブに行った時に乗る計画”を実行できる!と気がついたからです。
2016年5月、タモリ電車倶楽部ゴールド会員のくるりの岸田さんが出演された、京都回。
京都鉄道博物館や京阪本線東福寺駅から乗車されたり、岸田さんは床に耳をつけて音を確かめたりで大盛り上がり。
京都市営地下鉄東西線三条京阪駅から(京阪京津線乗り入れ)から京阪京津線→石山坂本線に乗って、さらに坂本ケーブルから叡山ケーブルで京都 八瀬まで、という、のりもの尽くしの旅。その行程がものすごく面白そうで、いつかそのルートに近い旅をしたいと考えてました。
(8年前から!計画長すぎ!!!)
4月6日の夜に磔磔でくるりのライブを堪能して感動が抜けず、7日の午前中は早い時間に目が覚めたけど、やっぱり超スロー行動。ホテルをチェックアウトして、散策を開始したのは昼前。観光ガイドの地図を眺め所要時間を考えて、ケーブルで比叡山越えは次の機会に行くことにしました。
その代わり、短い距離でも近江神宮前から山科までいっぱい乗りたいと決めて、まあ、いくらなんでも段取り悪いで…と思いながらも、何往復もしてしまいました。スタートはJR大津駅なのに、わざわざ山科駅まで戻って京阪に乗って散策スタート。その計画が功をなしたのか、浜大津や大津京、近江神宮前で光る君へラッピング列車に何回も遭遇、乗ることができました。いつも見ている京阪電車カラーの緑グラデと雰囲気が違う、ほんのりはんなり薄桜色ベースにまひろさん(吉高由里子さん)がいる素敵な列車でした。何回も遭遇したのに、毎回わぁ~っ♡と感激して見とれてしまったので、写真を撮ってません…。
浜大津駅の歩道橋から線路の写真を撮ったのは、地下鉄から路面電車へ変わる面白い場所だと聞いていたので、電車が走るタイミングではなかったけど、線路だけでも見た目が面白くて撮りました。やや乗り鉄傾向だけどめちゃくちゃ鉄道ファンではない私でも、京津線の解説は面白いと思いました。
一つの路線で、地下鉄→登山列車→路面電車を乗り換えなしで、知らないうちに乗っていた。しかも街の中で。
景色に見とれてしまっていたのと人がいっぱいだったので、モーターかエンジンかなど音の聴き分けはできず。でも、こじんまりしてるのになんとなく頼もしい趣きのある電車に乗るのも旅の楽しさの一つだと再認識できました。
話を当日の行程に戻します。
近江神宮で癒されたものの、まあまあ傾斜のきつい石段や昇り坂で少し足がパンパンになっていました。浜大津で降りて、線路を眺めて楽しみつつ、大津港、なぎさ公園へ。
大津港
ちょうど観光船が出航した瞬間でした。公園を歩いてる人が乗船してる人たちへ手を振ったり、気持ちが和む景色です。
良いお天気!暑い!心地よい!
カモメ?鳥がぷかぷか浮きながら、でも食事に大忙し。時間がゆったり流れてました。
妙に大輪のたんぽぽを発見。
公園内ではピクニックをされてる方も多く、の~んびり時間を堪能して、頭がすっきり。
とは言っても、足がパンパン。甘いものも食べたい気分。公園沿いにある琵琶湖ホテルのカフェへ。
【公式】琵琶湖ホテル 全室レイクビューのリゾートホテル 京都から10分で、観光にも最適
ケーキにも近江産の何かが使われているとか…。何だったか覚えてない…、失礼いたしました。とても美味しかったです。
まったり、ゆったり。
もうこのまま帰ろうかなあと一瞬思ってしまいましたが、港から三井寺方面を眺めると、遠く、でもはっきり見える見事な山並みに添う満開の桜。
行くしかない。
重い身体を起こして立ち上がり、また京阪で三井寺へ向かいました。
三井寺は山です。
繰り返します。
山です。
傾斜のきつい石段が何段も!境内の一部だけでしたが、がんばって登りました!
足にはきつかったけど、見事な桜、きれいな琵琶湖疏水の流れ、境内、観音堂の歴史を感じさせる空気感で気分がすっきり。
とても楽しい旅になりました。
そういえば、ご飯を食べてない。
駅の改札近くにて季節野菜のかき揚げそば。
美味しかったです。
家に帰るまで、電車の旅を堪能できました。
タモリ倶楽部は終わってますが、タモリ電車倶楽部を特別回で復活してほしいなと、ちょっと思ってます。