lensdiary

日記。観たもの、聴いたもの、読んだものについて思い浮かんだこと。感想はネタバレを含んでます。

日常0609

2024.6.9 日曜日

 

くもり→雨。数ヶ月に一度のくせ毛伸ばし日。蒸し暑さでうねうねもわもわしてた髪が、ストレートパーマ(技術の進歩はすごいもので時間はかかるけど楽になった)、カラー、トリートメントのフルコース4時間で真っ直ぐサラサラに変身。液塗ってもらって、時間置いて、流すの繰り返しだけ。室温もちょうどよく、まわりは人が入れ代わり立ち代わりしてたけど、ぐっすり熟睡。すっきりして店を出ると、やっぱり雨。雨の季節だから、どうしようもない。

 

上映中の観たい映画が山ほどあるけど、近くの劇場で上映してない、遠くの劇場だと往復の時間と上映時間と自分の都合を考えるとちょうど合う時間がない、仕事の日の夜に行くエネルギーがない…。

告白、あんのこと、マッドマックスフュリオサ、チャレンジャーズ、他にもたくさん。チャレンジャーズは音響良いところで見たいなぁ。やっぱり配信かBlu-ray出るのを待つ作品が増えてしまう。本当に映画館鑑賞が遠くなった…。

 

ヤマシタトモコ先生原作の映画違国日記。この前劇場で予告を見て、公開初日のニュースやインタビューを眺めつつ、頭の中でヤマシタトモコ先生の作品のことを考えていた。

一番初めに読んですぐに好きになったのがBL作品。BL好きの知り合いが、わたしが人間ドラマ好き傾向だから、これ読んでみ、と貸してくれた『くいもの処明楽』。

居酒屋で働く人たちのドラマで、主人公と主人公のことが好きだと告白した後輩店員の恋愛話が中心。店で出すメニューの描写もあって、グルメものとしても楽しめた。

 

 

 

初めて同性から好意を告白されて戸惑いながらも真剣に向き合っていく姿が、無意識に備わっている”常識”の殻を乗り越えた人間どおしの気持ちの交流で面白かった。日常会話がコメディータッチなので、でもリアルな居酒屋の厨房のバイト仲間の会話として読めて、ドラマを見ている感覚になる。性行為描写ありのBLなので、主人公が初めて同性と身体を重ねる場面もあり、慣れてない、言葉に出すのが照れくさい、ぎこちないとか、あまりの色気の無さ度合に、読んでるこっちが妙に気恥しくなりつつ、頑張れ!と応援しながら読んでいた笑

(音声ドラマCDもあり、有名なキャストさまで微笑ましくも良いドラマでした)

 

 

いま上映中の映画チャレンジャーズは、予告だけでもセックスシーンが多い印象だった。テニスで勝ち上がり、肉体関係こみの人間模様で、人が心に持つ野望や欲望を描いてるのかなと予想してる。

 

私は、異性間、同性間どちらも恋愛が世界の全て!のような描かれ方や性行為描写が中心の作品は苦手だけど、群像劇の中でキャラクターの自然な行動として描かれる性描写は抵抗なく読んだり、映像でも見ることができる。自分でも驚きな部分で、意外と官能小説でも文学として読めてしまう。自分の本能の為に読むとかは無理だけど…。

私と近いセクシャリティの人の中には、絶対NGの人が多い。ちょうど今月6月はPride月間で、声をあげてる方の投稿を読む機会が多い。性的な話題がNG、苦手な人もいるので、恋愛観や性的指向は個人で違うことを声に出すとしても言葉の選び方は慎重に、シンプルに出していこうと肝に銘じている。